こんにちは。多良です。
まだ息子は年中というのに、早くも2025年4月向けのランドセルの販売が始まっているようです。
今回は筆者がはじめてのラン活で気づいたこと、選ぶ際のポイントをど素人目線でまとめてみました。
同じように初めてランドセルを選ぶ方の参考になればと思います。
ランドセル商戦の開始時期
年明けから、いや、昨年内からランドセル商戦が始まっているということに気づいたのは2月初旬でした。
2月からカタログ請求や展示会が始まり、人気のものは5月には売り切れ、インターネットでの販売も開始数分で売り切れることもあるとの事実に衝撃を受けました。
出遅れてはなるまいと即座にカタログを請求。片っ端から、と思ったのですがランドセルメーカーの数が多すぎて請求先をどう絞ればいいかも分からない…
まずは口コミサイトやランドセルの専門家の方のブログなどを参考に、10社くらい(それでも多い)に請求してみることにしました。
ネットでは商品のイメージが掴みづらく、家族で検討するのにも便利なので個人的にはデジタルカタログより紙の方が好みです。
そしてカタログでさえも品切れになることがあるという事実…ますますラン活恐るべし!
ランドセル販売、展示会のスケジュール
最近のラン活は年中の夏ごろから始まるようですが、年中の2月~3月にならないと各メーカーのカタログも出揃わないので、個人的にはそれ以前に動くのは難しいのかなと思いました。
カタログ請求は早い方がいいと思います。
年中の時期であれば選択肢の幅が広く、デザインや背負い心地などの確認や比較も余裕をもってできます。3月上旬までは店舗も混雑していないことが多いかと思います。
逆に年中の冬以降はセールで安く購入することができるかもしれませんが、デザインや色は限られてきます。
カタログ請求受付
早いメーカーでは、年中7月ごろから始まるようです。一般的には年中1月ごろから情報収集・行動を始めると余裕をもってラン活できます。筆者も年中1月から検討を始めました。
カタログ送付
早いメーカーでは年中12月ごろから始まるようですが、実際は2月にたくさん届きました。
人気の工房系メーカーや限定モデルの購入を希望している場合は、おそらくこの時期にホームページなどで購入の準備を進めることになると思います。
色から選択肢を絞ることができるので、選び始める前に子どもの希望の色を確認しておくとよさそうです。
展示会
年中2月には早いメーカーが、年中3月には大手メーカーや工房系など多くのメーカーが展示会を開催し、中旬以降は店舗も混雑してくると思われます。
百貨店では、3月中旬から4月に新年度モデルの展示が開始されることが多いようで、GWには多くの展示会が開催されるようです。
出張店舗や展示会の情報は各メーカーのホームページで確認できます。
店舗や展示会に行けない場合は、数千円で実物をレンタルサービスを行っているメーカーもあるので、チェックしてみるとよいと思います。
販売開始
年中2月に販売を開始するメーカーが多く、年長4月にはほとんどのメーカーで開始されるようです。
すでに購入するモデルが決まっている場合は、早めに注文した方がよさそうです。
年長5月ごろには、多くの人が購入をきめているようです。
この時期に人気の工房系のモデルは完売します。ネットでの販売開始から10分程度で売り切れることもあるとの体験談を見て震え上がりました。
年長7月には完売や品薄のモデルが増えてくるので、好きなカラーやデザインがある場合は6~8月ごろまでには購入しておきたいところです。それ以降は売り切れにより、希望のものが買えなくなる可能性があります。
年長8月以降は、アウトレットや店頭展示品のセール、冬以降は在庫処分セールが始まります。
調べてみて気づいたこと
- ランドセル各メーカーの違いは、素人がちょっとやそっと調べた程度では把握することはできないほど奥が深いものであること。
- ランドセルはブランド品としての見方と、実用品としての見方かあること。
- 子どもの希望を無視してはいけないこと。
- 選択肢は少ない方が幸福度が高いということ。
ランドセルのプロの方のブログやYouTubeを拝見すると、本当にたくさんの種類があり、それぞれの特色があること、子どもの体型や通学事情によって合うものが変わることが説明されています。
素人が一朝一夕で把握できるようなデータ量ではないようです。
なのでラン活にあたっては「知った気になろうとしない、そもそも全てを知ろうと思わない」謙虚な気持ちで臨むのがいいのかなと思いました。
プロのフィッティングにより我が子の体型にもっとも合うものを探したい場合はランドセルのセレクトショップのようなお店を利用するのもいいかもしれませんね。
また、軽さや機能性を重視した実用品としての側面が大きい商品と、職人のこだわりと技術が詰まったまさにブランド品というタイプの商品があることも分かりました。
とはいえ、機能性重視のメーカーにも高級素材を使用したモデルがあり、職人の技術が詰まった工房系のメーカーにもさまざまな機能が盛り込まれたモデルがあります。
つまりは、機能性とブランドとしての高級感とのバランスで選ぶことになるのかと思います。
そして実際に使う子どもの希望も無視できないポイント。背負い心地もですが、デザインも子ども自身が納得していないと、後々トラブルになることがあります。
色やデザインは6年間を見据えて選ぶ必要もあるため、全て子どもの希望どおりとはいきませんが、一般的には親がある程度まで絞り込んだ中から子どもに選択させるのがいいようです。
また、鋲やアクセサリーを選べるモデルなら、色は親が決めるなど折り合いをつけることもできそうですね。
最後は余談かもしれませんが、選択肢は少ない方が満足できることもあります。
「選択のパラドックス」という言葉をご存知でしょうか。
「選択のパラドックス」とは、アメリカの心理学者バリー・シュワルツにより提唱された、選択肢が多いほど人は不幸を感じやすくなる心理作用のことです。
その理由として、次のようなことが挙げられています。
- 選択肢が多いと選ぶのが大変で嫌になってしまうこと
- 他の選択肢を選んだ方がよかった気がして、自分の決断に自信が持てなくなり後悔が生じやすくなること
- もっと満足できるものに出会うかもしれないと期待して、なかなか選択ができなくなってしまうこと
あまりに多くの種類を見すぎると、選んだ後も後悔したり、選ぶこと自体が苦痛になってしまうかもしれないので注意が必要です。
以上を踏まえて、我が家の場合は保護者がメーカーを2つまで絞り、店舗で実物を見たうえで子どもが気に入ったものを購入することにしました。
実際に選んでいく過程については、次回以降公開したいと思います。
後編に続きます
#ランドセル #入学準備