増える一方のプラレール…
電車が大好きな4歳の子鉄くんは、今日もプラレールで遊んでいます。周りのお友達の興味が飛行機やラジコンカーに変わっても、電車一筋。
夢中になるのはいいのですが、次々にコレクションを増やしたがるのは悩みの種でもあります。
音が鳴るとか、連結仕様とか機能が異なるものは理解できますが、E233系の中央線と京浜東北線は色が違うだけで、編成も機能も同じ。
無駄に増やしたくない親の心をよそに、誕生日やこどもの日もプラレールばかり欲しがって、車両は増えていくばかり…
それでもひたすらプラレールで遊ぶ
同じような車両を、繋げたり外したり、モーターで走らせたり、手で動かしたり。飽きもせずに毎日遊び続けます。
列車を順番に走らせて、一番強い列車を決める競技会を開催したり。「はい、続きましてはこちら、横須賀線です」「はー、遅いですねぇ」「おおっと!止まってしまいましたー!」などと実況付き。表彰式もありました。ちなみに1人で遊んでいます。
遊びは自然に算数にもつながるのか
ありったけの車両を使って、長く繋げるのが好きです。連結器の付いていない先頭・後尾車両の顔同士はセロハンテープで付けて、とうとう27両編成の列車になりました。
「わあ、こんなに長いの見たことないよー」と驚いてほしくて、「おかあさん、見て!1、2、3…26、27!」と数えて見せます。
数え上げも算数につながる遊びの1つです。
そういえば、セサミストリートにはカウント伯爵という吸血鬼みたいなキャラクターがいて、1から10まで数えた後「はは、はは!」と笑うという、当時の私には意味不明なコーナーがありました。
数が好きな子供にとって、数え上げること自体が楽しいのだ、と最近気づきました。
無駄ではなかったと感じた瞬間
ある日、プラレールで遊びながら突然「おかあさん、6たす4は10だよね。3たす7も10だよね。2たす8も。1たす9も。」と言いだしました。
見てみると、10両編成の車両を分けながら、自分で足し算を考えていたようです。
以前に足し算の概念を教えたことはありますが、大好きな電車で算数を考えるとは感心。
電車でなくても、みんな好きな遊びを通して文字や数に親しんでいくのでしょうね。
今まで無駄にたくさんの車両を買い与えてきたことを後悔しておりましたが、少しだけ報われたように感じた出来事でした。
そもそも人生に無駄なことなどひとつもない!とは思いますが。
ではまた。